第16回:リコールについて
2018.11.16こんにちは。スマイルカーリースの有路往真です。
突然ですが、皆様は自動車のリコールという言葉をご存知ですか?
よく新聞の記事やテレビのニュースで見たり聞いたりすることがありますよね。
そこで今回は、自動車のリコールについてお伝えいたします。
メーカーが回収無償で車を修理
まず始めに、リコールとは「re(再び)」+「call(呼ぶ)」で
「一度販売したものを再び呼び戻す」という意味です。
自動車の設計時や製造過程に問題があり、そのことが原因での事故やトラブルの発生を未然に防ぐため自動車を販売した後に各メーカーが車両を回収し、無料で修理を行うことを指します。
リコールが発生すると、国土交通省から発表され、各メーカーから車検証上の所有者の元へ案内通知が送付されます。
通知が来た場合、街中の民間の自動車工場ではリコールに対応できないので、最寄りのメーカー販売店へ連絡し、対応をしてもらいましょう。
リコールは主に自動車保安基準に定められた要項を満たしていない場合に実施され、電子部品、エンジン、エアバックやタイヤなど、様々な箇所が対象となります。
自身や周囲の安全に関わる重要な問題ですので、通知が来たら、できる限り早く対応することをお勧めします。
対応しない場合車検時に問題も
また、リコール対象になった車を車検に出した場合、注意すべき点があります。
リコールの箇所が塗装の不具合や空調パネルスイッチの破損の恐れなどのように、保安基準と関連しない部分であれば車検には関係ありません。しかし、安全に関わる保安部品のような「車検検査該当項目」に関する部分のリコールの場合には、リコール通知に対応していない車では車検に通らないケースもあります。
自分が保有している車両がリコール対象となっていないか心配な場合は、国土交通省や各自動車メーカーのウェブサイトなどで確認することができます。
逆に法定点検を受けていなかったり、オイル交換をしていなかったりなど整備に不備がある車の場合はリコールの受け入れをしてもらえない可能性もありますので、日頃からしっかりメンテナンスをしておくことが大事です。
車に関して悩みがある皆さま、まずはお気軽にご連絡ください。